結婚して、子供ができるまでは、見知らぬ土地で、友達はいないし、パート先も見つからず、悩んでいた時に、母が送ってくれたレース編みの本を見て、退屈しのぎにやってみると、意外と楽しくて、レース編みだけではなく、かぎ針で作るアクリルたわし作りに手を出したり、かぎ針で編むマフラーを編んだりしていました。

かぎ針編みは、案外飲み込みが早かったように感じます。

しかし、マフラーを主人に編もうと、棒針編みでとチャレンジすると、最初の作り目作りで、パニック状態になり、近くに師匠である母はいないので、本を見ながら作り目を作って、編むのですが、目を落として、目数が足りないとかのトラブルで、1人泣きながら、最後まで編みました。

そして、出産してからは、育児と家事と産後に発病した病気(ホルモン異常)の治療で、編み物をする暇がなくなり、出産後10年経った今まで、手づかず状態になりました。

しかし、子供が10歳になり、おしゃれに目覚めると、みんなのシュシュが気になり始め、私も少し余裕が出てきたので、インターネットで編み物のシュシュ作りを探して、糸を買い、思い出しながら、編むと

なかなかいい作品ができたので、調子にのって、どんどん編むようなりました。

編み物のシュシュは、髪の毛に絡みやすいせいか、布のシュシュよりしっかりとまっているそうです。

そして、調子にのった私は、かぎ針でマフラーを制作しました。沢山かぎ針でシュシュを編んでいたので、スピードは早く、2週間で編み上げました。市販のスヌードを持っていますが、やっぱり手編みのマフラーは、市販品より温かく感じます。

さらに、棒針編みにもチャレンジしました。苦手なのに、なんだか今なら出来そうな気がして、チャレンジしました。

挑戦したのは、靴下編みでした。

マフラーの糸を買いに行った時に、今は靴下編みが流行っていると、店員さんの話だったので、自分も編んでみようと、糸と棒針を購入しました。(ハマナカ コロポックル 4号針)購入特典で編み図を頂きましたが、さっぱり分からずで、悩んでいたら、糸のメーカーの編み図公開サイトで、まっすぐ編みでできる靴下があるとわかり、すぐに印刷。

その通りに編んでみると、綺麗に編み上げる事ができました。

棒針編みは苦手だったのに、克服できて、嬉しかったです。

その後、まだ靴下編み専用の毛糸は売られていたので、まとめ買いしました。

まっすぐ編みで作る靴下の本も購入しました。

普通、靴下を編む時は、かかと部分を特殊な編み方で乗り越えないといけないのですが、難しいらしく、母でさえも編みたくないものだと言っていました。

一足編めたので、また一足を編んでいるのですが、もうすぐ春物が出てくるので、買っておいた糸が足りないと、もうその時点で終了になってしまいます。今日、足りないかもしれないと、買い足しに、手芸店へ行ったのですが、２商品を購入する事ができませんでした。

しかし、家に、春夏糸やレース糸を確保しているので、編むものは大量にありますから、当面は買わずに済みます。

編み図を見て、難しい作品は沢山ありますし、編み始めてみて、挫折する事は、多々あります。

しかし、ひとつの作品が出来上がると、やっぱり嬉しいです。

自分で自分を褒めてしまいます。

編み物は地道な趣味と作業ですが、ハマるととても楽しいです。

今日も頑張って、子供のペットボトルホルダーと靴下を編んでいます。

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